前回の「VMware」編に引き続き、「PuTTY」編をお送りします。
私もまだそれほど長いこと使っているわけではないので、本当にちょっとしたTipsしか紹介できませんが、興味があればお試しください。
ターミナルソフトはPuTTYしか使ったことがないので、TeraTermなどとの比較は割愛。
PuTTY
PuTTYはフリーのフリーのWin32用Telnet/SSHクライアントです。(読み方は「プティ」もしくは「パティ」があるようで、どちらで呼ぶか迷やましい)
日本語対応やINIファイルによる設定に対応している「PuTTY ごった煮版」が便利です。
ちなみに、PuTTY ごった煮版を使う場合もデフォルトでは設定がレジストリに保存されてしまいますので、最初に実行ファイルディレクトリ内の「putty_sample.ini」を「putty.ini」にリネームしておくのを忘れないように。(ここにINIファイルを使用する指定が書かれています)
以下、PuTTYのちょっと便利な機能について紹介します。
Alt+Enterで全画面表示の切り替え
「設定」→「ウィンドウ」→「動作」にある「Alt-Enter でフルスクリーンにする」をチェックしておくと、フルスクリーン表示がトグルできるようになります。
フルスクリーン表示時にはWindowsのタスクバーなども隠れ、ディスプレイ上には純粋にターミナルのみが表示されます。
これにより広い表示領域を確保できるのはもちろんのこと、余計なものが目に入らないことで作業により集中できる効果も期待できるかもしれません。
Ctrl+TabでPuTTYのウィンドウを巡回
同じく「設定」→「ウィンドウ」→「動作」にある「Ctrl + TABでPuTTYのウィンドウを切り替える」をチェックしておくと、複数のPuTTYのウィンドウを開いている際に、PuTTYのウィンドウを順次巡回して表示することができるようになります。
これはWindows標準のAlt+Tabによるウィンドウの切り替えに似ていますが、PuTTYのウィンドウだけに限定して切り替えられるのが特徴です。
Screenが使えない環境などでは重宝しそうです。
その他
そのほか細かい話。
- テキストのペーストは右クリックで行います。コマンドラインへの貼り付けのほか、Vimの挿入モードなどでも貼り付けが可能です。
- Ctrl+Dでウィンドウを閉じることが出来ます。
- 「PuTTY+Screenの時、Ctrl+矢印キーでウィンドウ切り替え」ができます。
以上、今はこんな感じでローカルで勉強中です。
近々VPSのレンタルサーバでも借りようかと思っているので、2008年はもっとLinuxを使いこなしてゆきたいですね。
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