先日購入したKinesisについて、ここ一週間ほど使ってみての情報をまとめておきます。
まだまだミスタイプが多くて慣れない部分もあるのですが、手をほとんど動かすことなくほぼ全てのキーがタイプできるというのは快適です。
慣れてくると、マウスに手を伸ばすのが本当に面倒になってきます。
また、同時に購入したフットスイッチも便利です。
Savant Elite Foot Switchは、USB接続のフットスイッチに任意のキーを割り当てることができます。(マクロやマウスボタンも割り当て可能)
私はこのフットスイッチとAutoHotKeyを組み合わせて使っているのですが、これについても本文内で紹介したいと思います。
プロダクト紹介
今回私が購入したKinesis社の製品は以下の二つ。
Kinesis - Advantage USB Contoured Keyboard
おそらく現在の標準的なモデル。これのブラックを選びました。実際に実物を見るとかなりかっこいいです。
Kinesis - Advantage USB Contoured Keyboard
Dvorak配列に切り替える機能の付いたものもありますが、私はVimユーザなのでQwertyのみで十分。(hjklが並んでないと生きていけません)
ちなみに、KinesisのエルゴノミックキーボードにはこのAdvantage USBモデルの他に、PS/2接続のモデルとマクロの登録メモリが倍になったPro版があります。(Pro版にはシングルフットスイッチもセットになっていますが、これは専用ケーブルで直接キーボードに接続するものなので、あまり汎用性がありません)
Kinesis - Savant Elite Dual Action Foot Switch
同時に注文したのがこちらのフットスイッチ。
Kinesis - Savant Elite Dual Action Foot Switch
実のところ今回のKinesisの注文は、こちらがメインといっても過言ではなかったり。
以前からUSB接続のよいフットスイッチは無いかと探していて、今回Kinesisのサイトでついにこれを見つけました。
3ペダルと1ペダルのモデルもありますが、私の足は2本なので2ペダルのモデルを選択。金属製でしっかりした作りです。
基本的な情報
Kinesisに関して参考になるサイトやページについて。
KINESIS紹介
豊富な写真でKinesisの特徴を紹介している素晴らしいページ。
FrontPage - kinesis
Kinesisに関する情報がまとめられているWiki。全部読みました。大変参考になります。
KINESIS-Club
こちらも有益な情報がたくさん。リンク切れもありますが読んでおくべき。
徒然な覚書 : Kinesis Contoured Keyboard
Kinesisは単体で全キーリマップやマクロの登録が行えます。その操作方法について。
入力デバイスの新製品(2002年9月14日)
背面には2つのUSBポートを備えています。抜き差ししづらい位置ではありますが。この記事に写真あり。
以下はタイピングの比較動画。Dvorak配列での比較ですが、ほとんど手の位置が動いていないのが分かると思います。
KINESISキーボード 指の動きの比較
Kinesis Contoured Keyboard
Happy Hacking Keyboard Professional 2
FingerWorks TouchStream LP
日本語入力対応
Kinesisは英語配列のキーボードなので、OSのドライバが日本語配列用のままだと一部のキーが刻印通りに入力できません。
以下のページで対応方法が紹介されています。
ここで紹介されているUSJP Proというシェアウェアを使うと、USB接続の英語配列キーボードを接続したときに自動的に日本語配列をエミュレートしてくれます。
これでドライバの入れ替えが不要になるほか、このツールをノートPCで使用した際は外付けのキーボードに対してのみエミュレートが有効になるというすぐれもの。(ノートPC本体のキーボードが通常通り使える)
また、英語配列のキーボードなので「半角/全角」「変換」「無変換」といったキーは存在しません。
これには「Alt+`」のキーマクロで「半角/全角」に対応したり、「Ctrl+i」でカタカナ変換を行うといった方法で対応されている場合が多いようです。
私はAutoHotKeyを使って「全角/半角」キーなどのキーコードを発生させることで対応しました。詳しくは後述のAutoHotKeyの設定をご覧ください。
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