音楽再生には数年前からfoobar2000というツールを使っています。(それ以前はWinampを使っていました)
foobar2000はツール好きにはたまらない高い拡張性を持ったオーディオプレイヤーです。
foobar2000 Wikiにも特徴がまとめられていますが、個人的に気に入っているのは以下の点。
- 軽い
- グローバルホットキー
- ディレクトリベースのアルバム管理
- アルバムアートの表示
- 歌詞の自動DL表示(ただし一部洋楽のみ)
- 外観のカスタマイズ
- DSPプラグイン(イコライザ、SoundTouch)
今回はこのfoobar2000から、オーディオプレイヤーソフトでは意外と珍しいかも知れない(?)SoundTouchプラグインについて紹介します。
foobar2000ってこんな感じ
foobar2000はカスタマイズ次第で外観がずいぶんと変わります。私は最低限の設定しかしていなので結構地味ですが、こんな感じ。
foobar2000
黒背景ばんざい。WinユーザでiTunesの仕様が気に入らない人は挑戦してみてくださいな。
SoundTouch?
で、本題。SoundTouchはfoobar2000Wikiにも情報があるとおり、テンポ・ピッチ・レートを調節することのできるDSP(Digital Signal Processor?)プラグインです。
詳しいことは分からないのですが、同じような名前のSoundTouch Sound Processing LibraryというライブラリがLGPLライセンスで公開されているので、このライブラリを使っているのかもしれません。
通常は音楽の再生テンポ(速さ)を替えると波形の変化によってピッチ(高さ)まで変わってしまうところ、SoundTouchプラグインはピッチを一定に保ったままテンポだけを調節することができます。
SoundTouch設定画面
また、テンポ調節時の音質の劣化がほとんど感じられず、普通に音楽鑑賞に耐えうるレベルでこれを実現してくれています。
テンポ+25%の世界
音楽はテンポが速いほど魅力的(新鮮?)に聞こえるようで、音楽業界では年々楽曲のテンポが上がってきていると聞いたことがあります。
テンポは身体に染み付いていく特性があり、自分の持つテンポよりもちょっと速いものが好まれるよう。
聞き慣れた曲でも、テンポ+25%にしてみるとまた新鮮に聞こえてくるので不思議です。
また、元々テンポの速い激しめの音楽を+25%で聴くのもトリップできちゃいます。オススメ。
そしてたまに-15%くらいでゆったり癒されます。(マイナス側はさすがに若干音質劣化しますが、それでも聴ける品質。すばらしい)
音楽鑑賞に物足りなさを感じている人は一度お試しあれ。
参考ページ
FrontPage - foobar2000 Wiki
foobar2000を導入するにはここを参考に。
DSP - foobar2000 Wiki
Wiki内のSoundTouchプラグイン配布元へのリンク。私は未だに本体v0.9.4で使ってます。
じいじの備忘録 : 音楽のテンボやピッチを変えたい
Audacityでもテンポの変更ができるらしい(未確認)
ピッチを変えずにテンポを変更する方法を教えてください - 人力検索はてな
内容はよく分かりませんがテンポ変更のアルゴリズムについての質問。
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