
私はすっかり情報中毒のようで、月10冊以上の本を読むということは以前にもお話ししましたが、このほか約200サイトを日々巡回しています。
特にIT関連の話題について、最新のニュースやトレンドを捕らえるには、ウェブが最適です。
大手のニュースサイトはもとより、アルファブロガーと呼ばれる方々のブログや、自分と興味が近いと思えるサイトをチェックします。
もちろん、200ものサイトを一つ一つブラウザで開いて更新確認していたのでは時間がいくらあっても足りません。
巡回には「タブブラウザ」、「RSSリーダー」「更新チェッカ」を使います。
これらのツールを活用することで、たとえ200サイトであっても比較的短い時間ですべての更新を確認することが出来ます。
以下、それぞれのツールについて紹介しましょう。
タブブラウザ Firefox&Sleipnir
タブブラウザは基本ですね。(IT業界にいて、タブブラウザを未だ使ったことがないという方は、ネットリテラシーの低さに危機感を持ったほうが良いかもしれません。)
私は長いことSleipnirの1.6xを使っておったのですが、昨年冬ごろPCを買い換えたのを期にFirefoxを導入しました。
とはいえ、まだまだFirefoxには不満点もあるので、完全移行とはゆかずSleipnirと併用中です。
WebベースRSSリーダー Bloglines
ブログのように、RSSを配信しているサイトの更新確認にはRSSリーダーを使います。
RSSリーダーにはローカルアプリ型やティッカー型など、いろいろな形態のものがありますが、私が断然お勧めするのはWebアプリ型です。
WebベースのRSSリーダーは、アカウントを登録すればどこからログインしても一カ所で未読既読を管理できます。
また、ブラウザ内で使えるので、記事URLを裏のタブで開いたり、お気に入りに追加したりといった操作がシームレスに行えるところも利点です。
WebベースのRSSリーダーは国内ではライブドアのものが有名ですが、私は海外のBloglinesというサービスを利用しています。(Bloglinesはインターフェースも含め、完全に日本語に対応しています。)
残念ながらIE6は対応していないかもしれませんが、Firefoxからならば非常に軽快でストレス無く使うことが出来ます。
私の場合、スペースキーなどでページ送りをしながら気になったページを裏のタブで開いてゆき、あとからそれぞれの記事を読むというように使うことが多いです。
更新チェッカー WWWC
RSSを配信していないサイトの更新確認には、WWWCを使います。
WWWCはフリーソフトとして配布されているウエブページの更新チェッカで、ファイルの更新日時/サイズ/HTML内のメタタグなどを元に、登録したサイトをまとめて確認してくれます。
チェック時、更新されたサイトがあれば全てブラウザのタブとして自動的に開くよう設定することが出来ます。(標準機能ではなく、ShellOpenというDLLを使います。)
最終的には、ツールを実行するだけで更新のあったサイトがブラウザでまとめて開くようになります。
あとはそれぞれのタブを閉じながら読んでいくだけです。
クリップ&スクラップ はてなブックマーク/紙copi
いくら沢山のサイトをチェックしても、読みっぱなしでは意味がありません。
それぞれのサイトをチェックしていく中で、気にとまったページがあればクリップ&スクラップします。
クリップには、ソーシャルブックマークサービスのはてなブックマークを使っています。
比較的気軽に、興味を持ったものはタグ付けした上で登録してゆきます。
また、短期的にまた読むかもしれないものや、あとで詳しく読もうと思ったものもここに入れます。
職場と自宅の共有のブックマークとしても役立ちます。
一方、永続的に保存したいと思えるほどの重要ページは紙copiでローカルにスクラップします。
ウェブページはいつ消えてしまうか分かりませんので、あとで後悔しないようにローカルに保存しておくのが安全です。
ローカルに保存することで、全文検索が可能になるなどの利点もあります。
…以上、大雑把ですが私の巡回方法についてまとめました。
あらゆる生産活動を行う上でインプットは非常に重要です。
是非アンテナを高く張り、情報を活用していきましょう。
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sleipnirのpluginのHeadline-Readerでもhtmlの更新チェックできますよ。
Sleipnirとセットで使用すると万能な感じです。
情報ありがとうございます。プラグインが使えるのはたぶんSleipnirの2以降ですね。私は2系は使っていないので試せませんが、興味深いです。そういえばScriptBrowserというタブブラウザにも更新チェッカがついていたような。