
一昨日記事にしたばかりのautocomplpop.vimが、1.3へバージョンアップしてすごいことになってます。
オプションの変更もいくつかあるようなんですが、注目すべきは以下の二点。
- Supported Ruby-omni-completion by default.
- Supported filename completion by default.
Rubyオムニ補完対応 キタ━━━゚(∀)゚━━━!!
新版autocomplpop.vimで出来ること
Rubyのオムニ補完
オムニ補完は<C-n>,<C-p>で出てくるキーワード補完とは別物で、標準では<C-x><C-o>すると出てくる補完機能です。
キーワード補完とは違い、文脈を考慮して賢く補完候補を出してくれるのが特徴。(仕組みはよく分からない)
新しいautocomplpop.vimでは、rubyのファイルで’.'か’::’を入力したとき、自動的にこのオムニ補完の候補が表示されるようになっています。
以下は超適当ですがそれぞれ、「文字列」、「数値」、「配列」に対して「.to」まで入力したときに自動表示された候補。
文脈によって、それぞれ表示される候補が違っているのがお分かりいただけるかと思います。(ちなみに、自作クラスのメソッドも同じように補完してくれます)
実は、前の記事で辞書の登録方法を書いたとき、こんなことができたらよいのになー、と漠然と思っていました。
まさかこんなに早く実現されるとは。(作者さんに感謝!)
これでわざわざRubyの辞書を登録する必要は無くなったかもです。
ファイル名の補完
こっちの新機能もすごすぎ。
以下のように、ファイルパスを入力するとき自動的に候補が表示されちゃいます。(もちろんこれはRubyのファイルじゃなくても有効)
この他「./」のような相対パスでも有効。
最高です。
(ひとつ気になったのは、ファイル名の補完はディレクトリをひとつ補完したあと、一旦ポップアップを消して再度\(もしくは/)を入力し直さないと次の補完候補が表示されないこと。誰か直してくれるかな。自分の環境の問題だったらあれだけど。)
Comments»
こんにちは。作者です。
ソッコウでレビューしていただいて、ありがとうございます。
ファイル名補完でディレクトリを確定した後、次の補完候補が自動で表示されない件ですが、スマートなやり方が思いつかなかったので今回は見送りました。ウマいやり方を思いつき次第実装しようと思います。
うひゃー、作者さんコメントありがとうございます。
>ソッコウでレビューしていただいて、ありがとうございます。
感動のあまり他の用事もほっぽり出して記事にさせていただきましたw
>次の補完候補が自動で表示されない件
なるほど、そういうことでしたか。今後の実装期待していますっ。
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