
WWWCはWebサイトの更新をまとめてチェックしてくれるツールです。本来はWindows用ですが、Wineを使えばUbuntuでも動きます。
今回はWWWCを起動して自動的に更新チェックし、Firefoxのタブで更新されたサイトをまとめて開くところまでを紹介します。
なおファイル・ブラウザから直接WWWCのexeが実行できない場合、コマンドラインからwine /path/to/wwwc.exeで実行すれば動くかもしれません。
更新サイトをまとめて開く
公式サイトで配布されているShellOpenを使うと、複数サイトを開いた際にFirefoxの新規ウィンドウがひとつ立ち上がってしまいます。
普段からFirefoxを常時起動しているような場合はFirefoxOpenTabを使えば、既存ウィンドウに新規タブでまとめて開くことができます。
設定はSleipnir toolsの「Shellopenで自動的に更新サイトを開く」などを参考に。
うまく動かなければFirefoxOpenも試してみると良いかもしれません。
コマンドラインオプション
WWWCはコマンドラインオプションの「/c /e」で「すべてのアイテムをチェック→終了」の動作が指定できます。(付属のhtmlドキュメントに説明あり)
前述のFirefoxOpenTabの設定で「チェック終了時に実行(更新あり時に実行)」が選択されていれば、更新されたサイトがまとめて開きます。
以下の手順でUbuntuのパネルに起動用のショートカットを作成しておくと便利です。
- 「システム」→「設定」→「メイン・メニュー」を開く
- 「Wine」項目の階層下などに項目を追加し、コマンド(wine /path/to/wwwc.exe /c /e)を指定
- 「メイン・メニュー」設定画面を閉じる
- 追加した項目をメニューから右クリックして「このランチャをパネルに追加」
※Ubuntu 9.10にて確認
Wine環境でのWWWCの問題
いまのところ気づいた問題点としては、メインペインで「チェックしない」のアイコンが反映されないことがあげられます。
フォルダ単位の「チェックする/しない」はサイドペインで確認できますが、個別アイテムの「チェックする/しない」が確認できません。
※Wine 1.1.42にて確認
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