
読書に付箋を使われているという、以下の記事を読みました。
読書中の付箋とブログ活用術 - Casual Thoughts
私の読書に付箋はかかせないツール。読みながら付箋をするなど邪道という方もいるが、少なくとも私の脳のスペックでは気になったところに付箋をつけておかないと、本の消化ができない。
全く同感です。私も本を読むときは必ずポストイットを使っています。
私がどのように本を読んでいるかについては一年ほど前に月10冊以上読む読書術という記事にまとめました。
その中でもポストイットについて触れてはいたのですが、今回は画像付きでもうちょっと具体的に紹介したいと思います。
ページ内にいくつもポストイットを貼る
冒頭で引用させていただいた記事の方は、ページ単位で付箋を貼られているようでしたが、私の場合はもうちょっと細かい単位で貼るようにしています。
横書きの本の場合、このようにページ内の気になった部分にポストイットを貼り、そしてさらに右上にもページに対する目印のポストイットを貼っておきます。
この目印を付けることによって本の中のどこにポストイットが貼ってあるかすぐにわかるほか、目印の数からはその本が自分にとってどれほど重要であるかの指標にもなります。
縦書きは目印いらず
横書きの場合は行単位で付箋を付けることで目印が必要なくなります。
閉じるとこんな感じ。基本的に色には意味を与えず適当に使っています。
ポストイットの控え室
ポストイットはすぐに使えるよう、まとまりを貼り付けておくのが便利です。
たつをさんは本の右端ページ上部にこのストックを貼られているようですが、私はいまのところ以下のように本の左端ページ中央に貼るようにしています。
この位置は本を読む際左手で押さえやすいので、電車での移動中などに使ってもポストイットを落としにくいという利点があります。
「ぜいたく」でもリーズナブル&エコロジー
さて、このようにポストイットをたくさん使っていると心配になるのは費用の面かと思います。
しかし私が使っている3Mの「ポスト・イット スリム見だし(ミニ)」は非常にコストパフォーマンスが高く、実際は気にするほどではありません。
100枚x10パッドのものが252円で手に入りますので、一枚当たりは約0.2円。ティッシュペーパーが200組x5箱=400円前後(一組0.4円程度)であることを考えると、その半分程度です。
さらに、ポストイットはティッシュペーパーと違い、繰り返し使うことができます。
私の場合は図書館で借りた本を読むことが多いので、返却時にはポストイットを貼った部分だけテキストデータとして書き出し、ポストイットははがして再利用します。(このあたりについて詳しくは「月10冊以上読む読書術」の方に書いています)
ポストイット活用読書のススメ
購入した本も、一度読んだあとはこのようにポストイットを貼っておくことで、後から要点だけを拾い読みすることができます。
再読の際は「なぜその時ポストイットを貼ったのか」という記憶も呼び起こせる場合があるので、本を読んでいたときに考えていたこと(本からの刺激によって自分自身のなかで生まれた発想など)までも引き出し、上手くすれば発展させてゆくことができるかも知れません。
3色ボールペンを使って本を読んでいた頃は、線を引くという行為に少なからず思い切りが必要だったのですが、ポストイットは気になった箇所を気軽にマークしていくことができます。「ぜいたく」のポイントはコストの低さも併せてこの気軽さにあります。
読書を「面白かった」だけで終わらせてしまっている人はぜひ試してみてください。
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